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抱っこ紐の安全基準とは?SGマーク・欧州認証などの基礎知識【nuna事例つき】

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抱っこ紐を選ぶときに「安全基準って何があるの?」「SGマークとか欧州認証って聞いたことあるけど、具体的にどう違うの?」という疑問をお持ちのママ・パパも多いでしょう。
実は、抱っこ紐は国ごとに独自の安全基準を設けており、それらをクリアした製品には特定のマークや認証が付与されます。ここでは、日本国内で見かけるSGマーク、欧州や米国の認証などをわかりやすく解説し、nunaが取得している基準もあわせてご紹介します。


1. 抱っこ紐の安全基準はなぜ重要?

赤ちゃんを抱っこ紐に入れて移動するとき、万が一の落下や窒息などを防ぐことが最優先課題です。安全基準をクリアした製品は、製造時に耐久テストや素材検査など厳しいチェックを受けており、以下のような面で安心感があります。

  • 落下事故防止のベルト構造やバックル強度
  • 赤ちゃんの姿勢をサポートする設計
  • 有害物質の混入を防ぐ素材選定

抱っこ紐を選ぶ際は、自分のライフスタイルや使うシーンに合うかどうかだけでなく、どんな安全基準を満たしているかを確認しておくと、失敗が少なくなるでしょう。


2. 代表的な安全基準:SGマーク、欧州認証、ASTM規格

● 日本のSGマーク

  • **SGマーク(Safety Goods)**は、製品安全協会が定める自主基準に合格した製品に付与されるマークです。
  • 抱っこ紐の場合、着脱部品の強度やベルトの耐久性などの試験をパスしたものだけがSGマークを取得できます。
  • 日本国内ではSGマーク付き=より安心という認識が広まっており、多くの販売店が推奨しています。

● 欧州認証(EN規格)

  • ヨーロッパでは、**EN(European Norm)**という統一規格があり、抱っこ紐の安全性や耐久性を測る基準となっています。
  • EN規格をクリアしている製品は、赤ちゃんの頭部や股関節サポートなど、厳しいテストを実施済み。
  • 欧州らしい厳密な検査で、耐久性や素材安全性に関する評価が高いとされています。

● 米国ASTM規格

  • アメリカの**ASTM(American Society for Testing and Materials)**規格も、育児用品における代表的な安全基準の一つ。
  • こちらもバックルや素材強度、窒息・落下防止策などを細かくチェック。
  • グローバルブランドが製品を展開する際は、複数の国の基準を同時に取得しているケースが増えています。

3. nuna事例:取得している認証と特徴

● nunaが取得している主な認証

  • SGマーク(日本)
    日本国内で正式に販売されているnunaの抱っこ紐はSGマークを取得している場合が多いです。店頭やオンラインショップの製品情報に「SGマーク取得」と記載されているか確認しましょう。
  • EN規格(欧州)
    nunaはオランダ発のブランドのため、**ヨーロッパ規格(EN)**をクリアしたモデルが中心。
    欧州の厳格な安全評価をクリアしている点が、世界的な信頼獲得に繋がっています。
  • ASTM規格(米国)
    一部のnuna製品はアメリカ展開を前提としているため、ASTM基準を取得しているケースも。米国向けモデルや並行輸入品を入手する際は、ASTM認証の有無をチェックすると良いでしょう。

● 取得認証から見えるnunaのこだわり

  • 世界各地の安全規格を満たすことで、赤ちゃんを取り巻く様々なリスクを軽減
  • 素材の選定から組み立てまで、徹底した品質管理が行われている
  • 実際に日本の販売店やユーザーからも、**「安定感がある」「使い心地が良い」**との声が多数

4. 認証マークの見方と購入前のチェックポイント

  1. 製品本体やタグ、説明書、パッケージを確認
    • SGマークやEN規格合格の表記がどこにあるかを見ておく。
    • 日本向け正規品ではSGマーク付きであることが多い。
  2. 公式サイトやオンラインショップの商品ページ
    • 認証に関する詳細情報が記載されているか。
    • 口コミやレビューで「安全性」や「認証」について触れている人の声を参考にすると安心。
  3. 抱っこ紐を試着できる店舗があるなら実際に行ってみる
    • SGマークを取得しているブランドは店頭POPなどで強調している場合が多い。
    • 店員さんに「どんなテストや安全基準をクリアしているのか」直接確認するのも◎。

5. まとめ

  • 抱っこ紐の安全基準にはSGマーク(日本)、EN規格(欧州)、ASTM規格(米国)などがある
  • nunaはオランダ発ブランドとして、欧州のEN規格をはじめ、日本国内向けはSGマークを取得しているモデルが多い
  • 購入時には製品のタグや説明書、公式サイトを確認し、認証マークや安全性の根拠をしっかりチェックするのがおすすめ
  • 安全基準だけでなく、実際の装着感やライフスタイルとの相性も大事なポイント

抱っこ紐は赤ちゃんとのお出かけや日常生活を支えてくれる重要なアイテムだからこそ、「安全」と「使いやすさ」を両立している製品を選びたいもの。今回ご紹介したような安全基準を理解しておくと、より安心して抱っこ紐デビューができるはずです。

ぜひ、nunaのようなグローバルブランドが取得している認証や実際の口コミを参考にしながら、ご家庭にぴったりの抱っこ紐を見つけてくださいね。

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なりかわ
なりかわ
育児に奮闘中の30代です。 育児グッズなどのレビュー、商品の比較・研究を行っています。
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